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『血は渇いてる』吉田喜重

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『血は渇いてる』
吉田喜重

1960年 / 松竹 / 白黒 / 87分


  • 監督 吉田喜重
  • 製作 佐々木孟
  • 脚本 吉田喜重
  • 撮影 成島東一郎
  • 音楽 林光
  • 美術 佐藤公信
  • 録音 田中俊夫
  • 編集 杉原よし

出演

  • 佐田啓二
  • 岩崎加根子
  • 三上真一郎
  • 芳村真理
  • 織田政雄
  • 柏木優子
  • 佐野浅夫
  • 長谷川武
  • 中村美代子
  • 有馬昌彦
  • 加藤嘉
  • 戸浦六宏
  • 田中明夫
  • 永井一郎

監督・脚本を吉田喜重が再び努め、デビュー作『ろくでなし』と同年に公開された。前作が青年の自由奔放さを全面に押し出した作風であるのに対し、今作はストーリーが重視され、皮肉を込めてマスコミの体質を描き出した。主演は、『君の名は』などで知られる京都出身の名優・佐田啓二。


東洋毛織の社員、木口高志(佐田啓二)は社員のクビ切り通告があった時、皆を助けようと拳銃自殺を図る。老社員・金井(織田政雄)に助けられ一命をとりとめたものの、事件は社会問題として大々的に報道される。昭和生命に勤める野中ユキ(芳村真理)はこれに目をつけ、木口を生命保険の宣伝タレントとして起用することに成功する。野中の同級生で週刊誌記者の原田(三上真一郎)は、一躍時の人となった木口を堕す計画を練る。あの手この手を使い木口のスキャンダル場面を激写する原田。会社に傷がつく、と昭和生命の重役陣は木口に解雇を言い渡す。木口は再び銃口を自らに向けるが、揉み合っている最中に銃が暴発。木口は本当に死んでしまう。