とどかずの町でとどかずの町で
再生ボタン

『とどかずの町で』大西功一

  • とどかずの町で
  • とどかずの町で
  • とどかずの町で

『とどかずの町で』
大西功一

1997年 / モノクロ / 119分


  • 製作・監督・脚本 大西功一
  • 撮影 秋山透
  • 監督補・編集 加藤靖之
  • 美術 富士川豊
  • 録音 小林徹哉
  • 音楽 渡辺 勝

出演

  • 大西功一
  • 逢野亜紀子
  • 高田渡
  • 渡辺勝
  • 芝井直実
  • 大久保晋
  • 小笠原まき子
  • 奥山恵一郎
  • 一方井利昌

北海道函館。父亡きあと空家となった実家に帰った青年の心の彷徨を、静謐なモノクロ映像で描く。製作・監督・脚本・主演は大西功一。のち2011年には、沖縄 宮古島に残る古謡と神歌をテーマにしたドキュメンタリー映画『スケッチ・オブ・ミャーク』を製作・監督している。主人公の父親とアコーディオン流しの2役をフォーク歌手の故 高田渡が好演。音楽は伝説のバンド「はちみつぱい」で活躍した渡辺勝が担当。静かなソロピアノが登場人物達の心情や寂しげな北国の街を包み込む。


30歳を目前にした功一は、東京での仕事を捨て、故郷函館の空き家になった実家で暮らし始める。何も告げず東京に残してきた愛人に電話をすると、霊感を持つその女は、ある女性との出会いを予言する。あくる日の夜、場末の通りで亡き父に似たアコーディオン流しとすれ違い、昔馴染みのバーでは若いアルバイトの女、ユミコと出会う。その日から二人は互いの過去や孤独を語りあい、次第に思いを深めていく。ユミコと一緒に暮し始めたある夜、静まりかえった部屋で功一は死んだ父と出会う。功一はユミコとの将来を伝えるが父は何も答えてくれない…。