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『元禄忠臣蔵』前篇 溝口健二

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『元禄忠臣蔵』前篇
溝口健二

1941年 / 興亜映画・松竹 / 白黒 / 112分


  • 総監督 白井信太郎
  • 監督 溝口健二
  • 製作 杉崎重美
  • 原作 真山青果
  • 脚色 原健一郎 依田義賢
  • 撮影 杉山公平
  • 音楽監督 深井史郎
  • 美術監督 水谷浩
  • 建築 新藤兼人
  • 武家建築 大熊喜邦
  • 録音 佐々木秀孝
  • 編集 久慈孝子
  • 照明 中島末次郎
  • 助監督 渡辺尚治 酒井辰雄 花岡多一郎 小川家平
  • 衣裳 奥村喜三郎 甲斐庄楠音

出演

  • 河原崎長十郎
  • 中村翫右衛門
  • 川原崎国太郎
  • 嵐芳三郎
  • 坂東調右衛門
  • 海江田譲二
  • 羅門光三郎
  • 小杉勇
  • 三桝万豊
  • 山岸しづ江
  • 市川右太衛門
  • 山路義人
  • 春岡繁樹
  • 沢村比呂志
  • 清水将夫
  • 三浦光子
  • 山路ふみ子
  • 梅村容子
  • 河津清三郎
  • 瀬川菊之丞
  • 市川笑太郎
  • 橘小三郎
  • 市川莚司
  • 市川菊之助
  • 市川扇升
  • 島田敬一

溝口健二による忠臣蔵。真山青果の原作を、過去に作られたどの忠臣蔵とも全く異なった観点で描いた。実寸で建てられた「松の廊下」のオープンセットは、見る者を実際のロケーションと勘違いさせる程の見事さで、斬りかかりシーンの長回しは映画史に残る名場面である。室内まで厳格な建築設計による中での演出、衣装その他、ワンシーン、ワンカットの手法は多くの映画人を驚かせることになった。圧倒的な新しい発想による忠臣蔵は、溝口が世界的巨匠となる所以の一作である。


元禄14年、播州赤穂城主、浅野内匠頭は、江戸城「松の廊下」で吉良上野介に斬りかかる。浅野内匠頭は切腹、お家は取り潰しになる。知らせを受けた城代家老、大石内蔵助は、藩士たちに仇討ちの決心を打ち明ける。その後大石は郭で遊び惚けるようになる。血気はやる藩士たちは大石に疑いの目を持つが、甲府藩主、徳川綱豊が大石の考えを見抜き、藩士たちに時期を待つように告げる。

溝口健二『元禄忠臣蔵』前篇・後篇